夜顔』(よるがお、フランス語: Belle toujours 「つねに美女」の意)は、2006年(平成18年)製作、2007年(平成19年)公開のポルトガルフランス合作映画である。ルイス・ブニュエル監督の『昼顔』(1967年)の約40年ぶりの「続篇」であるが、マノエル・デ・オリヴェイラのオリジナルシナリオによる監督作品である。

夜顔
Belle toujours
監督 マノエル・デ・オリヴェイラ
脚本 マノエル・デ・オリヴェイラ
製作 フィルボクス・プロドゥソンイス
レ・フィルム・ディシ
製作総指揮 ミゲル・カディリェ
セルジュ・ラルー
出演者 ミシェル・ピコリ
ビュル・オジェ
音楽 ローレンス・フォスター
撮影 サビーヌ・ランスラン
編集 ヴァレリー・ロワズルー
カトリーヌ・クラソフスキー
配給 日本の旗 レ・フィルム・デュ・パラドクス
日本の旗 アルシネテラン
公開 フランスの旗 2007年4月11日
日本の旗 2007年12月15日
上映時間 68分
製作国 ポルトガルの旗 ポルトガル
フランスの旗 フランス
言語 フランス語
前作 昼顔
(監督ルイス・ブニュエル、1967年)
テンプレートを表示

略歴・概要

編集

ジョゼフ・ケッセルが1929年(昭和4年)に発表した同名小説を原作に1967年(昭和42年)にルイス・ブニュエルが監督した映画『昼顔』から40年が経過した世界で、アンリ・ユッソンとセヴリーヌ・セリジが再会する物語を描く。アンリ役は前作同様ミシェル・ピコリ、セヴリーヌ役は前作のカトリーヌ・ドヌーヴよりも4歳年長のビュル・オジエが演じている。

本作は、2006年(平成18年)に製作・完成し、同年9月にサン・セバスティアン国際映画祭第63回ヴェネツィア国際映画祭等の各映画祭で上映され、翌2007年(平成19年)4月11日のフランスでの公開を皮切りに、日本でも同年12月15日には公開されている。同年、ミシェル・ピコリがヨーロッパ映画賞最優秀男優賞、翌2008年(平成20年)、ポルトガルゴールデングローブ賞Golden Globes, Portugal)の最優秀作品賞にそれぞれノミネートされた。

キャスト

編集

外部リンク

編集