大井政朝

室町時代から戦国時代の武将

大井 政朝(おおい まさとも)は、室町時代から戦国時代の武将。信濃佐久郡大井城主。大井政光の嫡子。

 
大井政朝
時代 室町時代 - 戦国時代
生誕 不詳
死没 文明15年(1483年
幕府 室町幕府
氏族 大井氏
父母 父:大井政光
兄弟 安房丸政則?
テンプレートを表示

概要 編集

文明10年(1478年)父大井政光より家督を譲り受け、大井城主として初めて諏訪大社上社の御射山頭役を勤めた。文明11年(1479年)8月24日、大井氏は佐久郡内の同族伴野光信との戦いに大敗を喫し、政朝が生け捕りとなり、大井氏の執事相木越後入道常栄(つねよし)を初め有力譜代の家臣が討死を遂げた。生け捕りとなった政朝は佐久郡から連れ出されたが、和議が成立して政朝は岩村田に帰ることができた。(『諏訪御府礼之古書』)

文明15年(1483年)死去し、弟の安房丸(あわまる)が家督を継ぐ。

参考文献 編集

  • 佐久市志編纂委員会『佐久市志 歴史編 2(中世)』佐久市志刊行会、1993年7月、全国書誌番号:94012869