大参事(だいさんじ)は、明治時代初期の府藩県三治制の時期に置かれた、地方官の長官に次ぐ官職。現在の副知事幕藩体制における家老に相当する。

明治2年版籍奉還後の官制改正で、知事(知府事・知藩事・知県事)の下に正・権の大参事を置くと定められた(県には権官はなし)。

諸藩の正・権大参事は、公議人を兼任することとされ、公議所が廃止された後は、いずれか1名が集議院議員となった。

明治4年廃藩置県に伴う府県官制の制定によって、府県には参事が置かれることとなり、大参事の官職は廃止された。