天皇劇公演中止事件(てんのうげきこうえんちゅうしじけん)は1978年昭和53年)7月6日東京都港区六本木にある俳優座劇場で発生した事件[1]

天皇劇公演中止事件
場所 俳優座劇場日本の旗 日本 東京都港区六本木4-9-2)
座標
北緯35度39分49.0秒 東経139度43分57.7秒 / 北緯35.663611度 東経139.732694度 / 35.663611; 139.732694座標: 北緯35度39分49.0秒 東経139度43分57.7秒 / 北緯35.663611度 東経139.732694度 / 35.663611; 139.732694
日付 1978年(昭和53年)7月6日
18時頃
攻撃側人数 39人
武器 爆竹発煙筒
動機 演劇が天皇を誹謗するものと感じたため
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概要 編集

劇場ではホモフィクタスACT&AOIという劇団が、「20C悲劇天皇裕仁」と題する演劇の公演を予定しており、観客は240人ほど集まっていた。そこへ、この劇を「天皇を誹謗するもの」とした昭和維新連盟など6つの右翼団体の39人が車6台で押し寄せ、「劇場内に入れろ」と叫び、発煙筒爆竹を投げ込み上演を中止させた[1]

脚注 編集

  1. ^ a b 『最新 右翼辞典』柏書房、2006年6月10日、420頁。