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港区 (東京都)

東京都の特別区のひとつ

港区(みなとく)は、東京都特別区の一つ。23区のうち、千代田区中央区とともに都心3区と位置づけられる[1]

みなとく
港区
レインボーブリッジと港区の町並み
レインボーブリッジと港区の町並み
Flag of Minato, Tokyo.svg Emblem of Minato, Tokyo.svg
区旗 区章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
団体コード 13103-2
面積 20.37km2
(境界未定部分あり)
総人口 254,699
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 12,504人/km2
隣接自治体 千代田区中央区新宿区江東区
品川区渋谷区
区の木 ハナミズキ
区の花 アジサイバラ
港区役所
区長 武井雅昭
所在地 105-8511
東京都港区芝公園一丁目5番25号
北緯35度39分28.9秒東経139度45分5.5秒座標: 北緯35度39分28.9秒 東経139度45分5.5秒
港区役所
外部リンク 港区ポータルサイト

港区 (東京都)位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

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目次

概要編集

区名に「港」とあるように、区域の東側は海岸港南地区東京港東京湾)に面し、ベイエリアの一部である台場を含む。東側は江東区と向き合い、北側は中央区、千代田区、新宿区と、西側は渋谷区と接する。南隣は品川区である。

企業本社が多い区であり、虎ノ門新橋などはオフィス街となっている。青山赤坂六本木などは商業エリアという面も強く、麻布白金台などには住宅街もあり、様々な表情を持つ。東宮御所迎賓館(赤坂離宮)をはじめとして芝公園白金台自然教育園など緑地も多い。駐日大使館や外資系企業も数多く立地しており、外国人居住者が人口の約1割を占める。

江戸時代は広大な武家屋敷と、町人町が混在していた。

人口編集

 
港区と全国の年齢別人口分布(2005年) 港区の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 港区
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
港区(に相当する地域)の人口の推移
1970年 223,978人
1975年 209,492人
1980年 201,257人
1985年 194,591人
1990年 158,499人
1995年 144,885人
2000年 159,398人
2005年 185,861人
2010年 205,131人
2015年 243,283人
総務省統計局 国勢調査より

昼と夜の人口差編集

2005年の夜間人口(居住者)は185,732人。これに対して、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は908,940人で、昼は夜の4.894倍の人口になる(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行122-123ページ。国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳の者を含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので、数字の間に誤差は生じる)。

地理編集

測量編集

区内の坂編集

港区は、海岸埋立地から武蔵野台地にかけて入り組んだ高低差の大きい地形である。都市開発の結果、多くの坂が江戸時代の名残をとどめる歴史的遺産となっている。

芝地区編集

麻布地区編集

赤坂地区編集

歴史編集

沿革編集

1947年昭和22年)3月15日、当時の芝区麻布区赤坂区が合併して港区となった。この際、各町名にはかつて属していた旧区名が冠された(例・旧赤坂区一ツ木町→港区赤坂一ツ木町、元赤坂町・本芝など一部例外あり)。その後の住居表示実施により、現存しているのは旧麻布区の2町のみとなっている。

3区の合併時には各区の関係者から新しい区名案が提出されて審議が進められた。区名の案の一つに「今後の我が国の発展は貿易の振興にあるが、その素材とも言える東京港を抱合している」ことから「東港区(とうこうく)」が候補になった。「東港区」では「東京都東港区」のように似た音が重なるので「東」の一字を除いて「港区」になった[2]

1979年の13号埋立地完成により隣接自治体に江東区が加わった以外、港区域にはあまり大きな変化はない。

大きな事件・事故編集

地域編集

主な祭事、催事編集

  • 芝エリア

町丁編集

芝地区
  • 愛宕(あたご)一・二丁目
  • (しば)一-五丁目
  • 芝公園(しばこうえん)一-四丁目
  • 芝大門(しばだいもん)一・二丁目
  • 新橋(しんばし)一-六丁目
  • 虎ノ門(とらのもん)一-五丁目
  • 西新橋(にししんばし)一-三丁目
  • 浜松町(はままつちょう)一・二丁目
  • 東新橋(ひがししんばし)一・二丁目
  • 海岸(かいがん)一丁目
  • 三田(みた)一-三丁目
麻布地区
  • 西麻布(にしあざぶ)一-四丁目
  • 東麻布(ひがしあざぶ)一-三丁目
  • 南麻布(みなみあざぶ)一-五丁目
  • 元麻布(もとあざぶ)一-三丁目
赤坂地区
  • 赤坂(あかさか)一-九丁目
  • 北青山(きたあおやま)一-三丁目
  • 南青山(みなみあおやま)一-七丁目
  • 元赤坂(もとあかさか)一・二丁目
高輪地区
  • 白金(しろかね)一-六丁目
  • 白金台(しろかねだい)一-五丁目
  • 高輪(たかなわ)一-四丁目
  • 三田(みた)四・五丁目
芝浦港南地区
  • 港南(こうなん)一-五丁目
  • 芝浦(しばうら)一-四丁目
  • 台場(だいば)一・二丁目
  • 海岸(かいがん)二・三丁目

官公庁編集

在外公館編集

駐日大使館編集

領事館編集

大使館の機能を果たしている機関編集

国際機関編集

ナンバープレート編集

港区は、東京運輸支局本庁舎の管轄エリアで、品川ナンバーを交付される。

ケーブルテレビエリア編集

区政編集

芝公園の区役所本庁舎のほか、総合支所5カ所と分室1カ所がある[4]

企業や富裕な住民が多いことから税収が多く、都の普通交付金の対象外とされるほど財政的に豊かである[5]。こうした恵まれた立地条件を生かして、過疎地を含む各地自治体の物産販売や観光客誘致に協力する「全国連携の港区」事業を進めている[6]

区長編集

  • 区長 : 武井雅昭(4期目)
  • 任期 : 2004年(平成16年)6月28日 - 2020年(平成32年)6月27日

立法編集

区議会編集

  • 定数 : 34名
  • 任期 : 2015年(平成27年)5月1日 - 2019年(平成31年)4月30日[7]
  • 議長 : 池田こうじ(自民党議員団)
  • 副議長 : 近藤まさ子(公明党議員団)
会派名 議席数 議員名(◎は幹事長)
自由民主党議員団 13 ◎赤坂大輔、二島豊司、鈴木たかや、黒崎ゆういち、小倉りえこ、やなざわ亜紀、有働巧、土屋準、ゆうきくみこ、池田こうじ、清原和幸、うかい雅彦、井筒宣弘
みなと政策クラブ 10 ◎清家あい、榎本茂、榎本あゆみ、山野井つよし、兵藤ゆうこ、横尾俊成、杉浦のりお、なかまえ由紀、阿部浩子、七戸淳
公明党議員団 6 ◎杉本とよひろ、ちほぎみき子、丸山たかのり、池田たけし、近藤まさ子、林田和雄
共産党議員団 4 ◎いのくま正一、風見利男、大滝実、熊田ちづ子
街づくりミナト 1 玉木まこと
34

都議会編集

  • 定数 : 2名
  • 選挙区 : 港区選挙区
  • 任期 : 2017年(平成29年)7月23日 - 2021年(平成33年)7月22日(「2017年東京都議会議員選挙」参照)
議員名 会派名 当選回数
入江のぶこ 都民ファーストの会 1
菅野弘一 東京都議会自由民主党 2

衆議院編集

議員名 党派名 当選回数 備考
海江田万里 立憲民主党 7 選挙区
山田美樹 自由民主党 3 比例復活

交通編集

道路編集

港区は他の区と比較して、広幅員の幹線道路が十分整備されている。

一般道路
高速道路

鉄道編集

区内と周辺の鉄道路線図
2004年度の鉄道駅別乗車人数
(データ出典『東京都統計年鑑』)
ゆりかもめ

東部を山手線が走り、都営地下鉄浅草線がそれとほぼ並行に走る。目黒方面から白金高輪駅まで線路を共有している都営地下鉄三田線東京メトロ南北線がそれぞれ皇居の南回り、北回りで都心方面へ向かっている。

東西方向には都営地下鉄大江戸線東京メトロ銀座線が走る。また区の北西部を東京メトロ千代田線東京メトロ半蔵門線が走る。東京メトロ日比谷線は区の北東部から南西部へと縦断している。 また、中央本線の四ッ谷-信濃町間のトンネルの一部分が元赤坂赤坂御用地)を掠めている。

東海旅客鉄道(JR東海)

東日本旅客鉄道(JR東日本)

東京地下鉄(東京メトロ)

  • ※銀座線・南北線の溜池山王駅は千代田区に所在。(同駅の銀座線のホームは港区赤坂の外堀通り真下に位置している)

東京都交通局(都営地下鉄)

京浜急行電鉄

ゆりかもめ

東京モノレール

路線バス編集

海上編集

 
東京都観光汽船ヒミコ

港区の名前通り東京港に面しており、日の出埠頭竹芝埠頭では客船が発着するほか、港南・芝浦は一大物流基地となっている。また、台場隅田川方面とは水上バスで結ばれている。

消防編集

警察 編集

文化・芸術編集

赤穂浪士の墓所として知られる泉岳寺、徳川家の菩提寺である増上寺をはじめとして由緒ある寺社が位置する。江戸市街の外縁であったため諸大名の下屋敷が立ち並んでいた地域である。

区内には国内外の有名オーケストラの演奏会が開かれるサントリーホールをはじめ、サントリー美術館国立新美術館東京都庭園美術館根津美術館など数多くの美術館がある。

博物館・美術館編集

 
国立新美術館

公園編集

 
台場公園

ホール編集

 
サントリーホール

スポーツ施設編集

図書館編集

名所・史跡・文化財編集

 
赤坂迎賓館

宿泊施設編集

団地など編集

  • UR 芝浦アイランド
  • UR アクティ汐留
  • UR シーリアお台場三番街 - 旧住宅・都市整備公団、鹿島、超高層+ミーティングルーム、1996年
  • 都営高輪一丁目アパート - 東京都建築局(1948年)公営住宅を建替え。積水ハウス、宮脇壇建築研究室、1994年
  • UR 汐路橋団地 - 海岸 市街地住宅 賃貸111 1963年 現存現潮路橋。譲渡返還
  • UR 鶴沢団地 - 広尾 男女単身 賃貸344 1960年
  • UR 羽沢団地 - 広尾、分譲32 1959年
  • UR 本芝団地 - 芝 市街地住宅 賃貸41 1957年
  • UR 田町駅前住宅 - 芝 市街地住宅 賃貸389 1966年
  • UR 田村町五丁目団地 - 西新橋 市街地住宅 賃貸10 1959年 西新橋三丁目に改称後建替え
  • UR 赤坂仲ノ町団地 - 赤坂 市街地住宅 賃貸18 1959年 赤坂六丁目に改称後、駐車場
  • UR 溜池団地 - 赤坂 市街地住宅 賃貸84 1958年 現存赤坂一丁目に改称後、譲渡
  • UR 赤坂団地 - 赤坂、分譲60 女子単身 賃貸126 1959年
  • UR 白金台団地 - 白金、白金台町団地、分譲45 1958年
  • UR 芝白金団地 - 白金台、分譲96 1964年
  • UR 青山南町五丁目第二団地 - 南青山 市街地住宅 賃貸164 1964年 現存、南青山三丁目
  • UR 青山北町五丁目団地 - 北青山 市街地住宅 賃貸251 1963年 現存、北青山三丁目
  • UR 六本木団地 - 六本木 市街地住宅 賃貸19 1958年
  • UR 北日ヶ窪団地 - 六本木、分譲116 1958年
  • 新シャルム浜松町
  • 都営住宅田町
  • 都営高輪一丁目アパート(積水ハウス、宮脇壇建築研究室、東京都、公営住宅建替え、高輪 1-15、1990 - 1993年)
  • 都営高輪アパート(東京都建築局、東京都、1948年)
  • 都営港南三丁目アパート(港南 3-1、1989年)
  • 都営港南三丁目第2アパート(港南 3-9、1995年)
  • 都営港南四丁目アパート(港南 4-5、1973 - 1975年)
  • 都営港南四丁目第2アパート(港南 4-7、1993年)
  • 都営港南四丁目第3アパート(港南 4-2、1998 - 2003年)
  • 都営三田一丁目アパート(三田 1-3、1991年)
  • 都営芝五丁目アパート(芝 5-18、1970 - 1971年)
  • 都営芝浦四丁目第2アパート(芝浦 4-19、1971年)
  • 都営芝浦四丁目アパート(芝浦 4-4、1970年)
  • 都営赤坂五丁目アパート(赤坂 5-5、1975年)
  • 都営台場一丁目アパート(台場 1-3、1991 - 1997年)
  • 都営南青山一丁目第2アパート(南青山 1-18、1970年)
  • 都営南青山一丁目アパート(南青山 1-3、2002年)
  • 都営南青山一丁目アパート(南青山 1-3、1970年)
  • 都営南麻布四丁目アパート(南麻布 4-3、1965 - 1966年)
  • 都営北青山一丁目アパート(北青山 1-6、1993 - 1996年)
  • 都営青山北町アパート(北青山 3-4、1957 - 1968年)
  • 品川八潮団地(東京都住宅供給公社、東京都・都市再生機構) - 昭和60年 : 東京都品川区・東京都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 香川育英会東京学生寮

教育編集

 
慶應義塾大学の三田キャンパス
 
東京大学医科学研究所

大学編集

国立

私立

外国大学の日本校

専修学校編集

私立

高等学校編集

国立

都立

私立(中高一貫校含む)

中学校編集

区立

私立

小学校編集

区立

私立

幼稚園編集

公立

私立

各種学校編集

私立

特別支援学校編集

都立

経済編集

大企業や外資系企業の本社から、ベンチャー企業に至るまで多数の企業本社や外国企業の日本支店が存在する。また多数の複合商業施設も存在する。港区は、日本で最も外資系企業の多い地区でもある[8]

複合商業施設編集

 
東京ミッドタウン

本社がある企業編集

預金取扱金融機関編集

★は本店所在金融機関

マスコミ編集

放送事業者編集

 
東京タワーと港区の町並み
 
フジテレビ本社ビル
 
テレビ朝日本社ビル

港区には東京タワーがあり、これを親局としていた放送事業者の多くが港区に本社を構えている。

また、芸能事務所や大手広告代理店の多くも港区に所在している。

放送持株会社編集

テレビ放送(地上波)編集

民間放送テレビのキー局の全て、ラジオ局のほとんどの本社社屋が当区内に所在する。

テレビ放送 (BS)

ラジオ放送編集

その他編集

通信社
新聞社
書店・出版社

ゆかりある人物編集

居住者編集

架空出身人物編集

出身者編集

皇室編集

政治家編集

学者編集

文化人編集

アナウンサー編集

芸能人編集

スポーツ選手編集

その他編集

脚注編集

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  1. ^ 45年の都心3区人口、15年比3割増日本経済新聞ニュースサイト(2018年3月30日)2018年6月28日閲覧
  2. ^ http://www.city.minato.tokyo.jp/soumu/kuse/gaiyo/shokai/yurai.html
  3. ^ 6月3日を「港区安全の日」とします『広報みなと』2018年5月21日号(2018年6月28日閲覧)
  4. ^ 港区/総合支所・分室(2018年6月28日閲覧)
  5. ^ 「渋谷区も不交付に 都、23区への今年度普通交付金」『日本経済新聞』朝刊2017年8月8日(首都圏経済面)2018年6月28日閲覧
  6. ^ 「全国連携の港区」の実現に向けて港区ホームページ(2018年6月28日閲覧)
  7. ^ 東京都選挙管理委員会 | 都内選挙スケジュール | 任期満了日(定数)一覧
  8. ^ “外資が好きな都市、見捨てた都市は?”. 東洋経済オンライン. (2014年8月15日). http://toyokeizai.net/articles/-/45039 2014年8月15日閲覧。 
  9. ^ サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』(TBSラジオ)2017年11月4日放送分(久保ゲスト出演回)での久保の発言より。
  10. ^ 第57回NHK紅白歌合戦で「東京都六本木出身」とあった

関連項目編集

外部リンク編集