夫人

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夫人(ふじん、ぶにん)

これらは現在でも使われるが、語源として夫の所有する人という意味があり[1]フェミニズム論者には好まれない側面もあるというが、安易な言葉狩りであるとも言われている。

  • 律令制における天皇の后妃の身位及び称号皇后に次ぐ地位にあり、定員は3名。位階正三位を与えられる。天武天皇に3人の夫人が置かれたのが確認される最古の記録である。平安時代以降、妃・嬪(ひん)の号とともに次第に用いられなくなり淳和天皇期に事実上廃止され、夫人の地位は中宮女御更衣へと移行する。
  • 后妃位の1つ。 からまでの後宮における高位の妃嬪の汎称。特定の称号として三夫人(貴嬪・夫人・貴人)のうちの第2位であり、爵位としては公に相当した。
  • 貴族正室配偶者に許された儀礼称号。「伯爵夫人」「男爵夫人」。夫人位、夫人号ともいう。

夫人の称号で主に呼ばれる人物編集

夫人を題する作品編集

脚注編集

  1. ^ これは誤りである。古くは諸侯の配偶を夫人・大夫の配偶を嬬人(じゅじん)・の配偶を婦人といったもので嬬人、婦人と並ぶ貴族の階級身分であり、夫人が夫の所有する人という意味なら嬬人は嬬(つま)の所有する人、婦人は婦の所有する人になってしまう。古典的な解釈では夫人の夫は「扶」で夫を「扶(たす)ける人」の意とされるが学問的な語源説としては妥当かどうか未詳。フェミニズム的には「夫を扶けることも下風に立たされることであって不平等にあたる」とする見解もありうる。

関連項目編集