孫 成弼(ソン・ソンビル、손성필、1927年11月22日 - )は北朝鮮の元駐在ソ連、ロシア大使、1992年の北朝鮮クーデター陰謀事件の発覚につながった人物である。

孫成弼
손성필
生年月日 (1927-11-27) 1927年11月27日(96歳)
出生地 黄海南道
出身校 金日成総合大学
所属政党 朝鮮労働党の旗 朝鮮労働党

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経歴 編集

金日成の一族とされる。(妻が金日成の母、康盤石のいとこ、康永燮の義理の弟(妹の夫)である。)1971年、朝鮮赤十字会総裁、その後高等教育相、最高人民会議常設副議長などを経て1990年、当時の駐ソ連大使となる。以降ソ連崩壊後も駐ロシア大使として1998年までその任にあった。ロシア大使の後は駐ジョージア(国)大使となった。

家族 編集

妹に孫姫林がおり、金正日の5番目の妻として、しばらく生活していたことがある。

先代
権煕京
駐ソ連大使
1990年 - 1991年
次代
なし
先代
なし
駐ロシア大使
1992年 - 1998年
次代
朴宜春

出典 編集

손성필 - 북한지역정보넷  http://cybernk.net/infoText/InfoHumanDetail.aspx?mc=EJ1005&hid=EJ100500229167&rightType=3&direct=1