安岳郡
安岳郡(アナクぐん)は朝鮮民主主義人民共和国黄海南道に属する郡。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 안악군 |
漢字: | 安岳郡 |
日本語読み仮名: | あんがくぐん |
片仮名転写: | アナク=グン |
ローマ字転写 (MR): | Anak-kun |
統計 | |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
地理
編集行政区画
編集1邑・26里を管轄する。
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歴史
編集日本統治時代は現在の銀泉郡の領域も含み、黄海道北部の大同江河口部に面した大きな郡であった。
貝塚にはじまり、高句麗や漢人の墳墓など古代の遺跡が多い。高句麗古墳群の一つで壁画古墳として有名な安岳3号墳も本郡にある。帯方郡を安岳に比定する説もある。
日本統治期には安岳事件の舞台となった。
年表
編集この節の出典[1]
- 757年 - 楊岳郡が置かれた。
- 940年 - 安岳郡となる。
- 1018年 - 豊州に属した。
- 朝鮮王朝 - 安岳郡となり、黄海道に属した。
- 1895年 - 海州府安岳郡(二十三府制)
- 1914年4月1日 - 郡面併合により、黄海道信川郡の一部(魚蘆面・越川面の各一部)が安岳郡に編入、安岳郡の一部(大元面・青龍面・順豊面・龍淵面の各一部)が信川郡に編入。安岳郡に以下の面が成立。(9面)
- 邑内面・大遠面・銀紅面・大杏面・龍順面・西河面・安谷面・龍門面・文山面
- 1918年 - 邑内面が安岳面に改称。(9面)
- 1938年10月1日 - 安岳面が安岳邑に昇格。(1邑8面)
- 1946年 - 安岳邑が安岳面に降格。(9面)
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道安岳郡安岳面・龍順面・大遠面・文山面、信川郡山川面・用珍面および蘆月面の一部地域をもって、安岳郡を設置。安岳郡に以下の邑・里が成立。(1邑27里)
- 安岳邑・板六里・南井里・燃燈里・坪井里・亀臥里・大楸里・元龍里・厳串面・鳳城里・伏獅里・金岡里・新村里・楡城里・柳雪里・路岩里・五局里・馬鳴里・屈山里・徳成里・月山里・漢月里・江山里・龍山里・境地里・月池里・月精里・貝葉里
- 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海南道安岳郡となる。(1邑27里)
- 1974年5月 - 柳雪里が徳成里・五局里・路岩里に分割編入。(1邑26里)
観光
編集- 故国原王陵: (安岳3号古墳) 4世紀中葉の墳墓。高句麗の故国原王の古墳壁画。
施設
編集- 安岳鉄山