安川 寛(やすかわ ひろし、1903年1月12日 - 1999年2月18日)は、日本の経営者工学博士安川電機社長、会長を務めた。福岡県北九州市出身[1]

経歴・人物 編集

旧制小倉中学校を経て[2]1927年東京帝国大学工学部機械工学科を卒業し、1934年に東京帝国大学大学院を修了[1]。東京大学で講師、航空研究所嘱託として勤務し、1936年安川電機製作所取締役に就任[1]1944年に社長に就任し、1972年に会長を経て、1985年に名誉顧問に就任[1]

北九州商工会議所会頭、福岡大学理事長、エフエム九州社長、日本電機工業会会長、日本経営者団体連盟常任理事なども歴任[1]

1964年藍綬褒章を受章し、1973年勲二等瑞宝章を受章[1]

1999年2月18日肺炎のために死去[3]。96歳没。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 「現代物故者事典 1997-1999 p609」
  2. ^ 週刊エコノミスト第94巻第39号「名門高校の校風と人脈」pp.42-43
  3. ^ 1999年 2月19日 日本経済新聞 朝刊 p39