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安治川駅(あじかわえき)は、大阪府西成郡に存在した官設鉄道廃駅)である。現在の大阪市福島区野田四丁目付近(大阪市中央卸売市場本場の業務管理棟と西棟の間)にあったとされる。大阪駅から分岐した、安治川支線などと通称される路線(東海道本線の支線として扱われることがあるが、線路名称が定められる前に廃止されている)の終点だった。明治五年大阪圖[1]に支線と当駅が掲載されている。

目次

歴史編集

1875年に、大阪駅に水運貨物を運ぶための支線開設とともにその終点駅として設けられた。大阪駅までの距離は1マイル60チェーン(約2.82キロメートル)。旅客輸送も実施した。

1877年11月16日に大阪駅(厳密には後に貨客分離で成立した梅田駅)と曽根崎川を結ぶ水路が竣工したため、路線・駅とも同年12月1日に廃止された(理由としては海運貨物の受け入れ駅として当駅付近の水深が浅くなり、大型船が入れなくなったからとも)。鉄道路線が廃止されたのは日本初。駅の廃止は同年2月6日の大宮通仮停車場、9月1日の田町仮停車場(いずれも臨時駅)の例があるが、正式な駅としては初めての廃止である。

なお、当駅と支線の元々の目的である水運貨物輸送は後に開通した西成鉄道→西成線→大阪環状線桜島線に継承されたと言える。

隣の駅編集

工部省鉄道局(国有鉄道)
大阪駅 - 安治川駅

参考文献編集

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  1. ^ 所蔵地図データベース”. 時代統合情報システム. 国際日本文化研究センター. 2013年5月5日閲覧。

関連項目編集