宝の山

1929年の映画。小津安二郎監督

宝の山』(たからのやま)は、1929年(昭和4年)2月22日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎モノクロスタンダードサイレント、66分。

宝の山
Treasure Mountain
スチル写真。左から日夏百合繪小林十九二
監督 小津安二郎
脚本 伏見晁
原案 小津安二郎
出演者 小林十九二
日夏百合絵
撮影 茂原英雄
製作会社 松竹蒲田撮影所
配給 松竹キネマ
公開 日本の旗 1929年2月22日
上映時間 66分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

当初の題名は『モダン梅ごよみ』で、江戸の洒落本の世界を現代に移した風俗映画である[1]。初回興行は観音劇場。現在、脚本・ネガ原版・上映用プリントのいずれも散逸している。

あらすじ

編集

芸者屋に入り浸っている丹次郎は、ある芸者に熱を上げている。彼の父は、更生するまで金はやらないと言い、モガの恋人はそこを出るように迫る。やがて、ついに出る決心をしてモガの恋人の所に行くが、すでに彼女は婚約していた。仕方がないのでまた元の芸者屋に戻るのであった。

スタッフ

編集

キャスト

編集

脚注

編集
  1. ^ 『日本映画作品全集』、キネマ旬報社、1973年、p.146

外部リンク

編集