寺田ポンプ製作所
(寺田ポンプから転送)
株式会社寺田ポンプ製作所(てらだポンプせいさくしょ)は、陸上渦巻ポンプ、水中ポンプの専門メーカー。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒635-8535 奈良県大和高田市東雲町3番17号 |
設立 | 1945年11月 |
業種 | 機械 |
法人番号 | 3150001013082 |
事業内容 | ポンプの製造販売など |
代表者 | 代表取締役社長 寺田典生 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
44億18百万円 (2010年3月期) |
純利益 |
2億6039万4000円 (2021年03月20日時点)[1] |
総資産 |
52億6738万5000円 (2021年03月20日時点)[1] |
従業員数 |
単独135名 (2011年3月31日現在) |
決算期 | 3月20日 |
外部リンク | www.teradapump.co.jp |
概要
編集終戦間もない1945年(昭和20年)に寺田清作が、渦巻ポンプ・タービンポンプの製造をする寺田鉄工所を創業。1950年(昭和25年)に自吸式うず巻ポンプの実用化に成功し生産及び販売を開始し、1954年(昭和29年)に自吸式渦巻ポンプを「セルプラポンプ」の名称で商標登録する。1965年(昭和40年)には水中ポンプの製造販売に参入し、1976年(昭和51年)には小型家庭用水中ポンプの製造販売を開始する。小型家庭用水中ポンプではお風呂の水を洗濯機に汲み上げるバスポンプを業界に先駆けて開発を行った企業である。同時にホームセンターやDIYショップに販路を開拓する。1990年代には、業界に先駆けてケーシングにステンレスと樹脂を使った水中ポンプやケーシングに樹脂を使った陸上ポンプの製造販売を開始する。1997年(平成9年)にはポンプ業界で初めて品質マネジメントの国際規格ISO9001(国際標準化機構)を取得。ポンプ業界では先述したように業界に先駆けた商品開発を積極的に行うメーカーである。
沿革
編集- 1945年11月 (昭和20年) 寺田鉄工所の商号で寺田清作が、渦巻ポンプ、タービンポンプの製作販売を始める。
- 1950年12月 (昭和25年) 自吸式渦巻ポンプ実用化の研究完成、生産販売開始。大和高田市大字高田3番地に資本金30万円で株式会社寺田製作所を設立。
- 1954年 5月 (昭和29年) 大和高田市大字高田1130番地に、本社及び工場移転、鋳造工場を併設操業開始。自吸式うず巻ポンプを「セルプラポンプ」と命名、登録商標とする。
- 1958年 8月 (昭和33年) 東京、大阪営業所を開設。
- 1965年 6月 (昭和40年) 株式会社寺田ポンプ製作所に商号変更。
- 1967年 4月 (昭和42年) 水中ポンプを開発、本格的量産販売する。
- 1968年 1月 (昭和43年) 大和高田市東雲町3番17号に、工場、本社事務所、食堂等の建設着手。
- 1994年 6月 (平成6年) 本社事務所、新社屋完成。
- 1997年 6月 (平成9年) 新工場完成。
- 1997年 12月(平成9年) 品質保証規格「ISO9001」を取得。
- 1998年 3月 (平成9年) 資本金を2億8130万円に増資。
- 2009年 3月 (平成21年) スラリー混入水対応ダブルメカポンプOW、OHW形シリーズ化完成。
- 2010年 2月 (平成22年) 吐出し方向を上、横に変更可能な新S形を発売。
事業所
編集事業所については、公式サイトの事業所網を参照
関連項目
編集- 大和高田クラブ-同クラブを賛助会員として支援しており、選手の一部が本社に所属している。