小堀 馨子(こぼり けいこ、1969年8月22日 - )は、日本の歴史学者宗教学者帝京科学大学准教授。神奈川県出身。

経歴編集

世田谷区立桜町小学校、雙葉中学校雙葉高等学校[1]。1993年東京大学文学部西洋史学科卒、2003年同大学院人文科学研究科宗教学宗教史学専攻博士課程中退、ロンドン大学大学院歴史学科 MPhi/PhDコース。2013年「共和政期ローマにおけるローマ人の宗教についての一考察―religio概念を手がかりとして」で東京大学文学博士。2015年帝京科学大学総合教育センター准教授(宗教史学、西洋古典学、古代ローマ史、比較文化・比較思想、英語)。

人物編集

研究活動編集

研究テーマは古代地中海地域(古代ローマユダヤを含む)の宗教史、宗教学で、特に共和政ローマ末期からローマ帝国初期の古代ローマ、アウグストゥス統治時代の宗教事情が中心となっている。

なお、世界での学会発表では英語名の "Grace" を付けた "Keiko Grace Kobori" を名乗る場合もあり、下記のFacebookページでも同様に名乗っている。

その他編集

1994年にキリスト教の洗礼を受け、日本基督教団に所属している。イギリスではイングランド国教会に所属していた。

小堀桂一郎は父[2]洋画家の小堀稜威雄は祖父、日本画家の小堀鞆音は曾祖父。

著書編集

翻訳編集

  • キース・ホプキンズ『神々にあふれる世界-古代ローマ宗教史探訪』中西恭子・本村凌二共訳(岩波書店、2003)

監修編集

関連人物編集

脚注編集

  1. ^ 私が雙葉生だった頃”. DreamNavinet. 2017年4月13日閲覧。
  2. ^ さかもと未明公式サイト内、「YASUKUNI BRIDES~友と共に花嫁になりたくて」

外部リンク編集