小澤綾子

小澤 綾子(おざわ あやこ、10月15日 - )は、日本筋ジストロフィー患者でアマチュアシンガー[1][2][3][4][5]

千葉県君津市出身[2]。小学4年生の頃から走るのが困難となり、「変な歩き方」と同級生にからかわれた[4]。歌を歌うのが好きで高校時代にはバンドを組みボーカルを担当していたが、その頃から階段の上り下りも困難となってきた[2]。病院で筋ジストロフィーと診断され、「あと10年で車いす、その後は寝たっきりになる」と宣告された[2]。小澤は奈落の底へ突き落とされるも、「落ち込んでいても始まらない」[2]として「今を全力で生きる」と決めた[3]。IT企業にシステムエンジニアとして勤務する傍ら、同僚とバンドを組み音楽活動を再開した[2]

2009年にブログを始め、闘病記を綴った[4]。予想以上の反響があり、励まし励まされる仲間ができた。その中に同じ病気に苦しみながらも作詞作曲を手がける人物がいた。「是非あなたに歌って欲しい。障がいのある人を元気づけよう」[4][5]と、曲をプレゼントされる。2012年10月にその人物は天国に旅立ったが、同年12月に小澤はステージに上がり曲を披露した[4]

国立病院機構下志津病院では2005年1月から月に一度ロビーコンサートを開催してきたが、2013年2月にはこの病院に通院する小澤がコンサートに招かれて歌唱を披露した[1]

2015年現在、「筋ジスと闘い歌う」歌手として年に20回ほどのチャリティイベントに出演するとともに[3][5]、講演活動を行っている[3]

脚注編集

  1. ^ a b 朝日新聞 2013年2月19日朝刊 ちば首都圏版 31ページ(聞蔵IIビジュアルから検索)
  2. ^ a b c d e f 読売新聞 2012年11月3日朝刊 千葉版 31ページ(ヨミダス歴史館から検索)
  3. ^ a b c d 千葉市文化振興財団. “Artist Bank Chiba”. 2016年11月26日閲覧。
  4. ^ a b c d e 読売新聞 2015年1月11日朝刊 34ページ
  5. ^ a b c 朝日新聞 2015年1月5日夕刊 10ページ

外部リンク編集