小澤綾子
日本の女性歌手
小澤 綾子(おざわ あやこ、1982年10月15日 - )は、「筋ジストロフィー」(筋ジス)の患者。「筋ジスと闘い歌う」ことをモットーに、イベント、学校、病院、老人ホームなどで歌手として講演やライブを行っている[1]。
経歴
編集千葉県君津市出身[2]。小学校の頃だんだん走るのが遅くなり、歩き方もおかしくなり、周りと違っている自分に気づいた。なかなか原因がわからなかったが20歳のとき進行性の難病「筋ジストロフィー」と診断された[2]。 明治大学経営学部公共経営学科卒業後日本IBMにSEとして入社した[3][4]。 2014年(31歳)結婚した。2017年、車椅子ユーザーの中嶋涼子、梅津絵里と「車椅子チャレンジユニット BEYOND GIRLS」を結成した[5]。 2021年9月5日、東京2020パラリンピックの閉会式に車椅子ドラムとして出演した[6][7]。2023年(40歳)男児を出産した[8]。
CD
編集著書
編集- 「10年前の君へ 筋ジストロフィーと生きる」(2018年 百年書房・すーべにあ文庫 ISBN 4907081375)[11]
脚注
編集- ^ “シリーズ「輝いている会員の姿」 東京支部 小澤 綾子さん”. 日本筋ジストロフィー協会. 2023年11月3日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2012年11月3日朝刊 千葉版 31ページ(ヨミダス歴史館から検索)。
- ^ 『朝日新聞』2015年1月5日夕刊 10ページ。
- ^ 『読売新聞』 2015年1月11日朝刊 34ページ。
- ^ “”あの人”の今♯3 ビヨンドガールズ”. Co-Co Life⭐︎女子部. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “志の輔ラジオ 落語DEデート”. 文化放送. 2022年1月22日閲覧。
- ^ “筋ジスと闘い、40歳で出産。息子を抱けなくても…人生を諦めない”. 日経WOMAN. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “筋ジストロフィーと闘いながら40歳で出産。病気宣告後も就職、結婚、出産の夢を叶えた今後の目標”. FNNプライムオンライン. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “HOME”. ayakoo. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “HOME”. ayakoo. 2022年1月22日閲覧。
- ^ “インタビュー 筋ジストロフィーと闘い歌う小澤綾子さん”. 百年書房. 2022年1月22日閲覧。
外部リンク
編集- 小澤綾子 (@kozakozakozani) - X(旧Twitter)
- 小澤 綾子 (@ayakoozawa) - Instagram
- 小澤綾子 (challengedayako) - Facebook
- 綾子の部屋 - YouTubeチャンネル
- BEYOND GIRLS