小関しおり

日本の女子ソフトボール選手

小関 しおり(こせき しおり、1972年6月30日 - )は、富山県出身の女子ソフトボール選手(外野手)。シドニーオリンピック銀メダリスト。

獲得メダル
 日本
女子 ソフトボール
オリンピック
2000 シドニー
世界選手権/ワールドカップ
1998 富士宮
アジア大会
1998 バンコク

経歴 編集

星野女子高等学校卒業後、日立高崎に入団。

日本リーグでは1996年1999年の2度に亘ってベストナインに選出された。

シドニーオリンピックでは6番レフトで起用される機会が多かった。アメリカとの決勝戦では延長8回ウラ、小関の後方を襲う飛球に追いついて見せた。しかし、仰向けに転倒したはずみでグラブから球が零れ落ち、サヨナラ負けに繋がってしまった[1]

試合後、チームメイト達がサヨナラエラーを喫した小関を慰める中、監督の宇津木妙子は「いつまで泣いてるんだ!お前のエラーで負けたんだ!」と小関を叱責したが、チームメイト達は「あのエラーはみんなのエラーです!」と怒る宇津木に言い返していた[2]。宇津木曰く「励ますつもりだったが、言い過ぎてしまった。」とのちに発言した。

彩の国功労賞を受賞。

脚注 編集

  1. ^ Sports-reference.com profile:Shiori Koseki[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
  2. ^ 宇津木妙子『宇津木魂 女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか』(文藝春秋、2008年、ISBN 4-16-660666-2

外部リンク 編集