山中元良

日本の江戸時代後期の商人・武士。山中氏一門山中新九郎の子で、酒造業山中元長養子。鴻池村山中総本家13代当主(摂津尼崎藩郷士10代)

山中 元良(やまなか もとよし、? - 文政12年(1829年7月4日)は、日本の江戸時代郷士。鴻池村山中総本家の13代目当主。出雲国の戦国武将山中幸盛の子孫。山中新九郎の長男。通称は(13代)山中新右衛門と称した。

墓所兵庫県伊丹市鴻池の慈眼寺境内墓地にある。法号は孤山宗雲居士。

生涯 編集

山中新九郎の子として生まれた。寛政8年(1796年)6月、叔父である山中元長が家督を再相続して(12代)山中新右衛門と称し、名前を山中新蔵と改めるも家督を相続する後継者が無い為、元長の養子となった。文化10年(1813年)4月14日に養父であった元長が没したため家督を相続、(13代)山中新右衛門と称し、名前を山中金蔵と改めた。

参考文献 編集

  • 宮本又次『鴻池善右衛門』 吉川弘文館
  • 『伊丹・鴻池の歴史』

関連項目 編集

先代
山中元長
山中氏歴代当主
1813年 - 1829年
次代
山中元丘