岩倉 信弥(いわくら しんや、1939年11月25日 - )は多摩美術大学教授、立命館大学客員教授[1]。経営学博士。

人物 編集

1939年、和歌山県和歌山市生まれ。多摩美術大学の美術学部に進み、図案科立体デザイン専攻する。1964年に卒業後、本田技研工業に入社。本田宗一郎に見出され、ホンダ車を多くデザインした[2]。岩倉が担当した主な代表例として、初代シビックアコードオデッセイなどが挙げられる。

同社常務取締役(商品担当)を務めた後、1999年11月に退社。1999年6月から1.多摩美術大学美術学部の客員教授に就任した後、2001年4月から同大学の生産デザイン学科、プロダクトデザイン専攻の教授を務めている。

2004年3月に立命館大学より博士(経営学)を取得(論文タイトルは『ホンダにみるデザイン・マネジメントの進化』[3])。他に立命館大学客員教授(2006年3月まで)、北京中央美術学院客員教授、東京理科大学客員教授も務めている[1]

代表作 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 岩倉 信弥”. 国立研究開発法人 科学技術振興機構. 2023年2月7日閲覧。
  2. ^ 岩倉信弥 (いわくらしんや)”. 日本経営合理化協会. 2023年2月7日閲覧。
  3. ^ 国立国会図書館. “博士論文『ホンダにみるデザイン・マネジメントの進化』”. 2023年4月7日閲覧。