岩船大祭
岩船大祭(いわふねたいさい)とは、新潟県村上市にある石船神社(いわふねじんじゃ)で毎年10月18日・19日に行われる例大祭。西奈彌羽黒神社の村上大祭(毎年7月6日、7日)、西奈弥神社の瀬波大祭(毎年9月3日、4日)と並ぶ村上三大祭りの一つ。
概要
編集10月18日が宵祭、10月19日が本祭。9台の車切屋台が石船神社を起点に曳き出され、街中を練り歩く。1988年(昭和63年)3月25日には「岩船まつりのしゃぎり曳行と とも山行事」として新潟県の無形民俗文化財に指定されている。
各町内の車切
- 岸見寺町 - お船様(おふねさま)と呼ばれる一番屋台。見送りは波。
- 地蔵町 - 乗せ物は諏訪神社のお神酒。見送りは段張。
- 上大町 - 大黒天。日の出に鶴。
- 上町 - 住吉神社の景。 鷹
- 上浜町 - 武内宿禰。
- 惣新町 - 花傘。早番の年は六番、遅番の年は八番。見送りは鯉の滝登り。
- 下大町 - 福禄寿。見送りは二見が浦の景に海老。
- 下浜町 - 恵比寿。雲に麒麟。
- 横新町 - 白駒(しろこま)を飾った九番屋台。
「見送り」とは、車切上部後方の飾りのこと。