川漢線(せんかんせん)は清朝末期に計画、建設された中国鉄道路線である。最初の計画では成都から内江重慶万県奉節秭帰宜昌を経て漢口に至る全長約3000kmの路線であった。本路線は清朝の時代に全線が建設されることはなかった。

川漢線
各種表記
繁体字 川漢鐵路
簡体字 川汉铁路
拼音 Chuānhàn Tiĕlù
英文 Chuanhan Railway
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中華人民共和国成立後、1952年に西側部分の成都~重慶間が成渝線として開通した。それよりも東側は未開通の状態が長く続いたが、21世紀に入り渝万都市間鉄道宜万線漢宜線が開通したことで、重慶から武漢(漢口)までの間も鉄道で結ばれ、100年越しで構想は現実となった。