平壌産院
平壌産院(ピョンヤンさんいん)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌市にある女性向けの病院。
平壌産院 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 평양산원 |
漢字: | 平壤産院 |
発音: | ピョンヤン サヌォン |
日本語読み: | へいじょう さんいん |
概要
編集金日成の構想を金正日が実現させる形で、1980年3月30日に創立された[1]。翌3月31日には金日成自身が視察に訪れ、様々な「指導」を行った[1]。
平壌産院は、北朝鮮で最大規模の女性のための統合的な病院として、産科をはじめ婦人科、内科、泌尿器科、歯科、救急蘇生科、眼科、耳鼻咽喉科などを有する[2]。産婦人科分野の治療、予防、研究、臨床教育等を目的とする[2]。13階建ての1号棟を筆頭に、製薬基地を含む計6棟で構成され、建築面積は1万㎡以上、延べ建坪は6万㎡以上である[1]。
2012年、平壌産院乳腺腫瘍研究所が設置された[2]。
2010~20年代当時には毎日400名以上の女性が外来受診し、年間では1万5000名の妊婦が「助産サービス」を受けているとされる[1][2]。