平野 孝國(ひらの たかくに、1930年4月 - 2021年3月25日[1])は、日本の神道学者新潟大学名誉教授。主な専門は神道学。

神奈川県出身。学生時代、柳田國男折口信夫等の講義を受け、民俗学を学ぶ。副手・助手として柳田の研究室に勤務。外国の文化・民俗にも関心を持ち、1959年からオランダ、1961年からドイツへ留学するなど、文化人類学にも精通。

略歴

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  • 1930年4月 神奈川県に生れる。
  • 1951年3月 國學院大學文学部宗教学科を卒業。卒業論文「我国山岳信仰の研究」
  • 1952年5月 國學院大學文学部副手(- 1953年3月)。
  • 1953年3月 國學院大學大学院文学研究科修士課程神道学専攻を修了。修士論文「山神考」
  • 1953年4月 國學院大學文学部助手(- 1959年9月)
  • 1954年3月 國學院大學大学院文学研究科博士課程日本文学専攻を退学。
  • 1958年3月 國學院大學神道特別研究科を修了。
  • 1959年10月 國學院大學大学院文学研究科博士課程神道学専攻を退学。
  • 1959年10月 國學院大學文学部講師(- 1965年3月)。
  • 1969年3月 新潟大学教育学部助教授(- 1975年8月)。
  • 1975年9月 新潟大学教育学部教授。
  • 1977年3月 チューリッヒ大学客員教授。
  • 1986年3月 「神道世界の構造と展開」により、東京大学から文学博士の学位を授与される。
  • 1990年5月 哈爾浜師範大学客員教授。
  • 1995年3月 新潟大学を退官。以後、新潟大学の他、新潟産業大学敬和学園大学などで非常勤講師を務める。
  • 1998年4月 皇學館大学社会福祉学部教授(- 2002年3月)。
  • 2021年3月 逝去。

主な著書

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  • 大嘗祭の構造』 ぺりかん社、1986年
  • 『神道世界の構造』 ぺりかん社、1988年

脚注

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