張皇后(ちょうこうごう)は、三国時代の蜀の後主劉禅の2番目の皇后。父は張飛。母は夏侯覇の従妹。姉は敬哀皇后(劉禅の最初の皇后)。諱は伝わっていない。
建興15年(237年)、姉が亡くなると宮中に入って貴人に立てられ、翌建興16年(238年)に皇后となった。
炎興元年(263年)に蜀が滅亡し、翌咸熙元年(264年)に劉禅が洛陽へ移送されることになると、それに随行した。いつ亡くなったかは記されていない。