強盗

暴力・脅迫などにより他人の金品を奪う行為
強盗事件から転送)

強盗(ごうとう)とは、暴行または脅迫を用いて他人の財物を無理矢理奪う犯罪、あるいはその犯人を指し、刑法上の処罰対象となる[1]

銃で脅している強盗

刑法における罪

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  • 強盗罪刑法236条)・事後強盗罪(刑法238条)・昏酔強盗罪(刑法239条)
    • 暴行又は脅迫を用いて他人の財物を強取した者 - 5年以上の有期拘禁刑
    • 窃盗が、財物を得てこれを取り返されることを防ぎ、逮捕を免れ、又は罪跡を隠滅するために、暴行又は脅迫をしたとき - 強盗
    • 人を昏酔させてその財物を盗取した者 - 強盗
  • 強盗予備(刑法237条)
    • 強盗の罪を犯す目的で、その予備をした者 - 2年以下の拘禁刑
  • 強盗致死傷罪(刑法240条)
  • 強盗・強制性交等罪及び同致死(刑法241条)[2]
    • 強制性交等したとき - 無期又は7年以上の拘禁刑
    • よって死亡させたとき - 死刑又は無期拘禁刑

統計

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人口あたりの強盗認知件数の国際比較

脚注

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  1. ^ e-Gov 法令検索”. laws.e-gov.go.jp. 2024年10月17日閲覧。
  2. ^ 平成29年改正刑法
  3. ^ United Nations Office on Drugs and Crime, crime-violent-offences, Category: Robbery”. 2025年5月18日閲覧。

関連項目

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