彭 紹瑾(ほう しょうきん、ポン シャオジン、1957年民国46年〉2月28日 - )は、中華民国台湾)の検察官弁護士、大学副教授政治家。元公平交易委員会副主任委員[1]民主進歩党所属の元立法委員[2]

彭 紹瑾
生年月日 (1957-02-28) 1957年2月28日(67歳)
出生地 中華民国の旗 中華民国 台湾省新竹県北埔郷
出身校 台湾大学法律系
東呉大学法研所碩士
ミュンヘン大学法学博士
前職 桃園地方法院検察署検察官
弁護士
東呉大学法律系副教授
銘伝大学法律系副教授
所属政党 民主進歩党

中華民国の旗 第9代 公平交易委員会副主任委員
内閣 林全
頼清徳
蘇貞昌
在任期間 2017年2月1日 - 2020年10月13日

第3-4・6・7期 立法委員
選挙区 桃園県選挙区(1996年-2002年、2005年-2008年)
新竹県選挙区(2010年-2012年)
当選回数 4回
在任期間 1996年2月1日 - 2002年1月31日
2005年2月1日 - 2008年1月31日
2010年3月1日 - 2012年1月31日
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経歴

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1995年の第3回立法委員選挙で桃園県選挙区から出馬し、初当選。1998年の第4回立法委員選挙でも再選された。

2001年の桃園県長選挙に立候補したが、国民党候補の朱立倫に敗れ落選した。

2004年の第6回立法委員選挙に出馬し、再び立法委員に職に戻った。

2009年の新竹県長選挙に立候補したが、国民党候補の邱鏡淳に敗れ落選した。

新竹県選挙区の邱鏡淳が立法委員を辞職することに伴い、翌年2月27日に行われた補欠選挙で55%以上の得票率を獲得し当選した。2008年の選挙区再編以降、新竹県選挙区から当選した民進党の立法委員は彭紹瑾のみである。

2012年の第8回立法委員選挙では、新竹県選挙区から再選を目指し出馬したが、国民党候補の徐欣瑩に敗れ落選した。

2017年2月1日、林全内閣で公平交易委員会副主任委員に任命された。

立法委員

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立法委員の在職中、暴力団事件を積極的に追及した。

立法委員に就任した6か月後、彭紹瑾が何者かに切りつけられる彭紹瑾暗殺未遂事件が発生した[3]。犯人は「司法改革への不満と復讐のため」と自白した[4]

立法委員としての政治的キャリアの中で、司法正義を深く追求した人物として知られる[5]

選挙記録

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年度 選挙 選挙区 所属政党 得票数 得票率 当選 注釈
1995 第3回立法委員選挙 桃園県選挙区   民主進歩党 60,343 9.45%  
1998 第4回立法委員選挙 46,331 6.90%
2001 第14回桃園県長選挙 桃園県 353,568 44.20%
2004 第6回立法委員選挙 桃園県選挙区 48,192 6.54%  
2009 第16回新竹県長選挙 新竹県 77,126 30.55%
2010 第7回立法委員補欠選挙 新竹県選挙区 71,625 55.97%  
2012 第8回立法委員選挙 102,953 37.05%

出典

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  1. ^ 公平交易委員會 (2020年5月6日). “成員名單”. 公平交易委員會. 2024年6月20日閲覧。
  2. ^ 新竹縣立委補選”. 中央選舉委員會. 2024年5月20日閲覧。
  3. ^ 彭紹瑾遭砍傷案 中央黨部聲明”. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月24日閲覧。
  4. ^ https://www.facebook.com/TBSCTS.+“立委彭紹瑾遭砍殺案兇嫌投案” (中国語). 華視新聞網. 2024年6月21日閲覧。
  5. ^ 「見鬼殺鬼、見佛殺佛」彭紹瑾辭官參選桃園市長玩真的!” (中国語). Yahoo News (2020年12月2日). 2024年6月21日閲覧。

外部リンク

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