懸谷(けんこく)は、本流侵食力が支流と比べて強いために、本流のほうが谷底が一段低くなり、または早瀬となって合流している場所の地形を指す。懸垂谷、またはハンギングバリー(hanging valley)とも称する。

幼年期の段丘などの地形においてよくみられる。内陸部では長瀞渓谷、海岸部では屏風ヶ浦でも見ることができる。