持ち込み手荷物
車内に持ち込むことのできる荷物の大きさ
持ち込み手荷物(もちこみてにもつ, Hand luggage, cabin baggage)、携帯手荷物(unchecked baggage[1])は、航空では機内持ち込み手荷物、鉄道では手回り品と呼ばれ、旅客が座席に持ち込む荷物である。
一方で受託手荷物(Checked baggage)は貨物室・荷物車で保管輸送されるため、飛行中・乗車中に触れることはできない。
航空会社 編集
機内持ち込み手荷物は、保安検査の対象である。許容量は航空会社において様々である。
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持ち込み限度サイズを計測する手荷物サイザー
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X線によるセキュリティチェック
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座席上部にあるオーバーヘッド・ビン
鉄道会社 編集
鉄道においては手回り品と呼ばれ、無料の範囲を超える場合には、手回り品切符が必要となる。
- 第308条
- 旅客は、第309条に規定する以外の携帯できる物品であって、列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。ただし、長さ2メートルを超える物品は車内に持ち込むことができない。
- (注)旅客が、自己の身の回り品として携帯する傘・つえ・ハンドバッグ・ショルダーバッグ等は、第1項に規定する個数制限にかかわらず、これを車内に持ち込むことができる。
—JR東日本 旅客営業規則 (抜粋)
手荷物の保管場所としては網棚が利用可能である。
脚注 編集
- ^ “国内航空運送法制化に際しての諸論点”. 慶應法学 30: 71-102. (2014).
外部リンク 編集
- 手回り品 - JR東日本。