播磨ヘリポート

兵庫県赤穂郡上郡町の播磨科学公園都市内にかつてあった公共用ヘリポート

播磨ヘリポート(はりまヘリポート)は、兵庫県赤穂郡上郡町播磨科学公園都市内にかつて存在した公共用ヘリポート。2008年9月25日に廃止された。

播磨ヘリポート(廃止)
Harima heliport(closed)
播磨ヘリポート跡の航空写真(2010年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: なし - ICAO: なし
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 兵庫県赤穂郡上郡町光都3丁目
種類 公共用へリポート
運営者 兵庫県
開港 1989年11月27日[1]
閉鎖 2008年9月25日
敷地面積 1.6 ha
標高 342 m (1,122 ft)
座標 北緯34度55分37.0秒 東経134度26分33.0秒 / 北緯34.926944度 東経134.442500度 / 34.926944; 134.442500座標: 北緯34度55分37.0秒 東経134度26分33.0秒 / 北緯34.926944度 東経134.442500度 / 34.926944; 134.442500
地図
播磨へリポートの位置
播磨へリポートの位置
播磨へリポート
播磨へリポートの位置
播磨へリポートの位置
播磨へリポート
播磨へリポートの位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
12/30 35×20 アスファルト
ヘリパッド
番号 長さ (m) 表面
3パース - コンクリート
統計(2000年度)
発着回数 178回
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示

概要

編集

兵庫県内では神戸ヘリポートに次ぐ2箇所目の公共ヘリポートとして1988年9月から着工し総事業費4億6000万円をかけ1989年7月に完成[1]。重量9トン級までのヘリコプターの発着を可能とし、1.6haの敷地に35m×20mのヘリパッド、3機分のエプロンを備えた[1]

開設当初は北に400m離れた位置に存在した播磨科学公園都市現地建設事務所に管理機能を置いたが[1]、その後1990年には建設費2億2000万円をかけて円筒形総ガラス張りの展望室を備えた2階建て床面積200平米の管理棟が7月に完成[2]安藤忠雄が設計を担当した[3]

2008年の廃止後はサッカーグラウンドに転用されている[1]

利用状況

編集

カワサキヘリコプタシステムにより1994年5月18日から2002年3月31日までの間、神戸ヘリポートとの間の旅客便運行があった。使用機材はカワサキBK-117B-1型。

脚注

編集
  1. ^ a b c d e 神戸新聞1989年11月4日姫路版「播磨科学公園都市ヘリポート27日開港 新交通網の核へ当面は視察、遊覧に利用 上郡」 - 神戸新聞姫路本社(Twitter)
  2. ^ 播磨ヘリポート管理棟が完成(日経産業90.7.5) - コミューター・ビジネス研究No.16(地域航空総合研究所)
  3. ^ 兵庫県土木部空港鉄道課「兵庫県における航空ネットワークへの取り組みについて」 - 関西交通経済研究センターNo.67(関西交通経済研究センター 1990年)

関連項目

編集