斎藤 伝吉(さいとう でんきち、1932年昭和7年〉12月4日[1] - 2016年平成28年〉1月22日[2])は、日本政治家埼玉県岩槻市(現・さいたま市岩槻区(第9代 - 第12代)。

来歴

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現在のさいたま市岩槻区に生まれる[1]埼玉県立春日部高等学校[1]。岩槻町役場に入り、市制施行後は土木課長、産業建設、総務の各部長、助役を経て[3]1985年の岩槻市長選挙に立候補し、元市長を破って初当選した[4]。以来1998年まで市長を4期務めた。1997年に4回目の当選を果たして半年後の1998年1月、市内の再開発に関し、納入業者から200万円を受け取ったとして、収賄容疑で逮捕された[5]。逮捕後に市長を辞職。同年6月、浦和地裁懲役2年6ヶ月、執行猶予3年、追徴金200万円の有罪判決を受けた[5]

脚注

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  1. ^ a b c 『新訂 現代政治家人名事典』230頁。
  2. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』98頁。
  3. ^ 『埼玉新聞』1985年7月15日朝刊1面。
  4. ^ 『埼玉新聞』1985年7月23日朝刊1面。
  5. ^ a b 『埼玉年鑑 1999』91頁。

参考文献

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  • 『埼玉新聞』縮刷版 1985年7月号、埼玉新聞社、1985年。
  • 『埼玉年鑑 1999』埼玉新聞社、1998年。
  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。