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新里酒造

合名会社新里酒造(しんざとしゅぞう)は沖縄県沖縄市に本社を置く酒造(泡盛)メーカー。

特徴編集

弘化3年(1846年)、琉球王朝時代に酒造りが許されていた首里三箇(さんか)の一つ赤田町にて創業。現存する沖縄の酒造所としては創業171年の歴史を持つ最古の蔵元。

6代目にあたる現社長新里修一は研究者でもあり、平成元年に泡無し酵母「泡盛101号」を開発し、泡盛の生産性を飛躍的に向上させ業界に大きく貢献した。

泡盛鑑評会・県知事賞受賞常連蔵元である。

代表銘柄「かりゆし」「琉球」以外にも、県内量販チェーンやサントリーなどのOEM製品にも取り組んでいる。

沿革編集

  • 1846年弘化 3年) - 首里、赤田町にて創業。
  • 1924年大正13年) - 那覇市若狭に移転。
  • 1953年昭和28年) - 戦後、那覇市牧志にて事業再開。
  • 1973年(昭和48年) - 全国酒類調味食品品評会金賞受賞。 
  • 1976年(昭和51年) - 泡盛鑑評会県知事賞受賞。 
  • 1988年(昭和63年) - 沖縄市古謝へ工場を移転。
  • 1989年平成元年) - 新里修一(現社長)、泡無し酵母の開発に成功(泡盛101号)。
  • 2005年(平成17年) - うるま市州崎に新工場竣工。

泡無し酵母「泡盛101号」の開発編集

平成元年、当時沖縄国税事務所の鑑定官であった現社長新里修一が研究の末、煩雑な泡の管理を必要とする酵母「泡盛1号」の中に、60億分の1の割合で存在する「泡無し酵母」を分離することに成功。

これにより煩雑な泡の管理(※)がなくなり、仕込みの量が増え、14日間発酵させていたもろみも12日間で蒸留でき、さらにアルコールの生成が速いため、雑菌汚染の割合が低くアルコールの取得量も増えるという成果がでた。

(※当時の泡盛の製造は、原料米を蒸した後入れた酵母が、活動し泡を立て容器から溢れ出てくるため、作業員が付っきりでかき混ぜたり仕込み量を減らしたりと、管理が大変だった)

その後、多くの酒造所がこの酵母を利用し、泡盛の生産性は飛躍的に向上し業界に大きく貢献した。今では殆どの泡盛がこの酵母を利用して造られている。

主な受賞歴編集

  • 平成13年〜14年・16年〜18年 - 泡盛鑑評会県知事賞連続受賞
  • 平成20年〜21年 - 泡盛鑑評会県知事賞連続受賞

所在地編集

本社

  • 沖縄県沖縄市古謝 864-1

州崎工場

  • 沖縄県うるま市州崎 12-17

関連項目編集

外部リンク編集