富士山からのご来光
ストーンヘンジでの日の出(夏至)
洞爺湖の日の出
日の出直後(2007年7月、ベトナムクアロー英語版にて)
米国ミネソタ州の日の出映像

日の出(ひので、: sunrise)、とは、太陽系自転する惑星衛星において、1日に1回太陽地平線の下から昇る現象である。本項では、ことわりのない限り地球の自転によって起こる地球での日の出について述べる。日出とも表記し、この場合は「にちしゅつ」とも読む。

日本では、1月1日元日)の日の出を初日の出と呼んで特別視する。また、高山の頂上から見る日の出を「御来光」と呼ぶ。

目次

太陽高度編集

通常の天体の出没と異なり、日の出・日の入りの時刻は、太陽の上端が地平線と重なった瞬間として定義される[1]。さらに、大気差により、昇る太陽の光線の経路は地平線付近で大きく曲がるため、実際の日の出は、太陽の上端が地平線と重なるよりも前に起こる[1]

太陽の見た目の半径(角度)は16である。地平線付近の大気差は、大気の状況により異なるが、およそ34分である。よって、見た目上の日の出は、太陽が地平線下約50分(0.83)の高さ(天頂からの高度が90.83度)にあるときに起こることになる[1]

 
A diagram of the Sun at sunrise, showing the effects of atmospheric refraction.

時刻の変動編集

日の出の時刻は、季節や場所(経度・緯度・高度)によって変動する。これらの変化は、地軸の傾き、地球の自転、地球の楕円軌道による公転、月の影響等のためである。

冬の後半から春・夏の前半にかけて日の出の時刻は段々早くなり、夏の後半から秋・冬の前半にかけて段々遅くなる。ただし、最も早い日は夏至とは一致せず、その1週間前頃になる。どれだけずれるかは緯度によって異なる。同様に、最も遅い日も冬至とは一致せず、その1週間後頃になる。

 
リーブルヴィルガボン)の2008年の日の出の時刻。赤道付近では、日の出の時刻の変動は、主に均時差の変動によって起こる(別の場所での時刻の変動も参照)。

方位編集

日の出の方位は、春分秋分には真東になり、春分から秋分までは北寄りに、秋分から春分までは南寄りになる。

出典編集

関連項目編集