メインメニューを開く
日本キリスト教団札幌教会、創成川通りから。

日本キリスト教団札幌教会(にほんきりすときょうだんさっぽろきょうかい)は、北海道札幌市にある、明治時代に建てられたキリスト教の教会堂。旧札幌美似(メソジスト)教会としても知られる。教会は1998年に国の登録有形文化財に登録された。登録番号は01-0008。

沿革・概要編集

現在の日本キリスト教団札幌教会は、北海道庁の土木科に勤務し、教会の信者だった間山千代勝が設計を行う。この教会は、1904年(明治37年)に建てられたものであり、建材には当時札幌市で採石された札幌軟石が使用されている。札幌市の中心を流れる創成川に面している位置に建てられており、所在地は札幌市中央区北1条東1丁目である。

元々は1889年(明治22年)に結成された札幌メソヂスト教会が、札幌市中央区の南1条西2丁目に木造の教会堂を建設したのが始まり。その後継を担う教会堂として、同じく木造の教会堂を1897年に現在地へ建設した教会堂が、今日の日本キリスト教団札幌教会の前身となった。北海道におけるキリスト教メソジスト派の教会堂としては、函館市小樽市に建設されたものの次に古い教会堂である。しかし、1903年4月に教会堂が大火に見舞われ、消失してしまった。その後、翌年の1904年に木造から札幌軟石を用いた石造りの教会堂を建設、現在ある教会堂の姿となった。この建設には、現在の北海道大学である札幌農学校の第1期生で、後に北海道帝国大学初代総長を務めたことでも知られる佐藤昌介が携わった。

創成川に沿った創成川通りを西側に面している教会堂は、西側にのみ塔が建てられており、ロマネスク様式のデザインを基調とする。加えて、アーチ型の開口部分、頭頂部に設置された十字架、バラ窓など細部に特徴のある造りは、ゴシック風のデザインを思わせる。内部講壇は竪琴をイメージした柱で装飾が施されており、建物全体の平面はラテン十字型である。青い屋根や色彩豊かな窓のモザイクも特徴であり、建物の面積は233平方メートルを誇る。

キリスト教信者達の葬儀にも使用されているほか、牧師などによる説教も行われている。12月24日になると、クリスマス礼拝が行われるほか、午後にはクリスマスイブ礼拝としてキャンドルサービスをはじめとする各種イベントが催される。

日本キリスト教団札幌教会は1998年9月2日に国の登録有形文化財に登録され、札幌市よりさっぽろ・ふるさと文化百選の一つとして登録を受けている。

参考文献・リンク編集

関連項目編集