日本科学振興協会
特定非営利活動法人日本科学振興協会（にほんかがくしんこうきょうかい、英:Japanese Association for the Advancement of Science, 略称:JAAS)は、科学の振興を目的とする団体。前身である日本版AAAS設立準備委員会をもとに、日本科学振興協会が設立された[2]。
| 略称 | JAAS、ジャース |
|---|---|
| 国籍 |
 日本 |
| 格付 | NPO法人 |
| 法人番号 | 1010005034644 |
| 専門分野 | 教育系 |
| 設立日 | 2022年2月9日 |
| 代表者 |
北原秀治（代表理事） 原山優子（代表理事） |
| 活動地域 |
日本 |
| 主な事業 | 科学の振興に関する事業 |
| 郵便番号 | 〒101-0003 |
| 事務所 | 東京都千代田区一ツ橋二丁目4番4号 一ツ橋別館4階 株式会社エー・イー企画 内 |
| 座標 |
北緯35度41分39.6秒 東経139度45分26.7秒 / 北緯35.694333度 東経139.757417度座標: 北緯35度41分39.6秒 東経139度45分26.7秒 / 北緯35.694333度 東経139.757417度 |
| 会費 | 有・年会費10000円[1] |
| 外部リンク | https://jaas.science/ |
日本版AAAS設立準備委員会 編集
- 2020年12月に日本版AAAS設立の趣旨が公表された[3]。
- 2021年2月1日に日本版AAAS設立準備委員会が発足した[4][5][6]。この設立準備委員会は法人が設立されたときに発展的に解消する予定である[7]。
- 運営の理念として、多様性の尊重、科学の尊重、民主的な運営が掲げられている[9]。
日本科学振興協会 編集
目的 編集
定款に記載された目的は、「この法人は、科学に関わるあらゆる人々に対して、科学の振興に関する事業を行い、人類の福祉向上及び持続可能な社会の実現に寄与することを目的とする。」[12]。
役員 編集
代表 編集
代表理事および代表副理事は理事から互選により選出される。
第１期 編集
第１期の理事、監事の任期は、2022年2月22日に法人が設立した日から、2022年6月30日まで4ヶ月間[13]
代表理事 小野 悠（豊橋技術科学大学）、馬場 基彰（京都大学）
副代表理事 加藤 奈々美（東京学芸大学）、諏訪 智巳（東北大学）、林 愛子（株式会社サイエンスデザイン）
第2期 編集
第2期の理事、監事の任期は、2022年7月1日から、2024年6月30日までの2年間[14]
代表理事 北原 秀治（東京女子医科大学）[15]、原山 優子（東北大学名誉教授）[16]
副代表理事 深澤 知憲（株式会社エマージングテクノロジーズ）、宮川 剛（藤田医科大学）
会員 編集
会員には、正会員、賛助会員、及び、協賛会員の３種類がある[17]。正会員および賛助会員は個人に限定されるのに対し、協賛会員は個人及び法人である。
経緯 編集
- 登記申請の手続きが完了し、2022年2月22日にNPO法人日本科学振興協会が設立された[18]。
- 2022年3月20日に新規ウェブサイトが公表された[19]。
- 2022年3月21日に正会員の募集を開始した[19]。
- 2022年6月18日から24日に第１回総会・キックオフミーティングを開催[20]。6月18日及び19日は現地会場及びオンラインのハイブリッド開催（会場は、東京国際交流館、通称、プラザ平成（東京都江東区青海2丁目））。6月20日から24日はオンライン開催。実行委員長は北原秀治（東京女子医科大学）。
- 2023年10月7日から13日に年次大会2023を開催[21]。10月7日から10月9日までは秋葉原UDXとオンラインでハイブリッド開催し、10月10日から13日まではオンライン開催した。キャッチコピーは「会いに行ける科学者フェス」。実行委員長は北原秀治（東京女子医科大学）、原山優子（東北大学名誉教授）
日本科学振興協会年次大会2023「会いに行ける科学者フェス」 編集
日本科学振興協会年次大会2023「会いに行ける科学者フェス」は、2023年10月7-9日秋葉原UDX（ハイブリッド）にて、10日-13日、オンラインにて開催された（ニュース）。実行委員長は第１回総会・キックオフミーティングに引き続き北原秀治（東京女子医科大学）、原山優子（東北大学名誉教授）。開会のビデオメッセージには小林鷹之元内閣府特命担当大臣（科学技術・宇宙・経済安全保障）や盛山正仁文部科学大臣も登場した。基調講演には2015年ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章、シンポジウムには。特定非営利活動法人産学連携推進機構理事長の妹尾堅一郎、株式会社デンソー取締役会長の有馬浩二らが参加した。[22][23]また、「ムーンショット型研究開発制度」の研究代表者らの発表や、「ハンズオン企画」という子供も科学に触れる機会が作られた。
脚注 編集
- ^ “入会のご案内・寄附のお願い | 日本科学振興協会JAAS”. 日本科学振興協会. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 馬場, 基彰; 春日, 匠 (5 2022). “日本科学振興協会の設立”. 科学 (岩波書店).
- ^ “日本版AAAS設立の趣旨 | 日本版AAAS設立準備委員会” (2017年6月3日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ “活動報告と最新情報 | 日本版AAAS設立準備委員会” (2016年11月15日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ “「日本の科学を元気にする普及団体を」 若手らが設立へ：朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “「日本の科学をもっと元気に！」、日本版AAAS 設立準備委員会発足”. 医療維新 | m3.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “FAQ | 日本版AAAS設立準備委員会” (英語) (2020年10月7日). 2021年10月25日閲覧。
- ^ “メンバー | 日本版AAAS設立準備委員会” (2020年11月3日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ “運営の理念 | 日本版AAAS設立準備委員会” (2017年6月5日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b jaascommitteeのツイート（1465961337360502784）2022年2月15日閲覧。
- ^ “日本科学振興協会”. 2022年2月13日閲覧。
- ^ “日本科学振興協会 【認証】”. 2022年2月13日閲覧。
- ^ “第二期JAAS理事選挙立候補受付のお知らせ”. 日本科学振興協会JAAS (2022年4月27日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “日本科学振興協会(JAAS) 第二期理事選挙報告”. 日本科学振興協会JAAS (2022年6月29日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “北原 秀治 (Shuji Kitahara) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “原山 優子 (Yuko Harayama) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “入会のご案内・寄附のお願い”. 日本科学振興協会JAAS. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “NPO法人設立認証のご報告 | 日本版AAAS設立準備委員会” (2022年3月8日). 2024年2月5日閲覧。
- ^ a b “JAAS”. JAAS. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “JAAS 日本科学振興協会 第1回総会・キックオフミーティング” (2022年5月26日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “日本科学振興協会 年次大会2023” (2023年6月5日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “日本科学振興協会 年次大会2023” (2023年6月5日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ (日本語) 科学者に会える! 楽しめる! 「会いに行ける科学者フェス」 親子で参加 科学を身近に 2023年10月17日閲覧。