日枝神社 (郡山市西田町三町目)

福島県郡山市西田町三町目にある神社

日枝神社(ひえじんじゃ)は、福島県郡山市西田町三町目に鎮座する神社旧社格村社。巨大な岩に飲み込まれるような形で建つ独特な社殿や、裏にそびえ立つ樹齢約500年[1]の山王桜で知られる。

日枝神社

社殿
地図
所在地 福島県郡山市西田町三町目字山王169
位置 北緯37度27分4.5秒 東経140度26分54.5秒 / 北緯37.451250度 東経140.448472度 / 37.451250; 140.448472 (日枝神社 (郡山市西田町三町目))座標: 北緯37度27分4.5秒 東経140度26分54.5秒 / 北緯37.451250度 東経140.448472度 / 37.451250; 140.448472 (日枝神社 (郡山市西田町三町目))
主祭神 大己貴命大山咋命
社格村社
創建 不明
例祭 4月20日11月3日
地図
日枝神社の位置(福島県内)
日枝神社
日枝神社
テンプレートを表示

由緒

編集

坂上田村麻呂蝦夷征討の際、京都の藤原氏若狭太郎という武士が守護神の日吉大権現を背負って従軍した。そして、東奥平定後に田村麻呂は帰朝したが、若狭はこの地にそのまま土着し、800年延暦19年)、山王山に神霊地を選び、守護神を安置して岩神社山王大権現としたのが始まりと伝えられる[2]

1869年明治2年)、日枝神社に改称。

山王桜

編集
 
西参道入口、奥は山王桜

神社の裏にそびえ立つ。樹齢約500年と伝えられ、郡山市では市内の桜の名所を巡る「こおりやま桜めぐり」のコースの一部として、公式サイトで紹介している[1]。また、この一帯はカタクリの群生地でもある他、付近では水芭蕉も観察できる。

その他

編集
  • 神社が建つ山はかつての山城、西田山王館の跡である[3]
  • 本殿は岩の中の洞窟中に鎮座

アクセス

編集

脚注

編集