VK56VD型エンジンは、日産自動車により製造されているV型8気筒エンジンである。

日産・VK56VD
NISSAN VK56VD.jpg
インフィニティ・M56
生産拠点 日産自動車横浜工場
製造期間 2010年-
タイプ V型8気筒 DOHC 32バルブ VVEL
排気量 5,552cc
内径x行程 98.0mmx92mm[1]
圧縮比 11.5:1[1]
最高出力 313kW (426PS) /6,000rpm[※ 1]
298kW (406PS)[※ 2]
最大トルク 565N·m (57.7kgf·m) /4,400rpm[※ 1]
560N·m (57.1kgf·m)[※ 2]
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概要編集

排気量5,552ccのV型8気筒エンジンで、2010年3月18日北米で、排気量4.5リットルのVK45DE型エンジンを搭載していたインフィニティ・M45の後継車として発売されたM56に初めて搭載された。排気量が1.1リットル増加されたことでVK45DE型に比べて出力・トルクが大幅に増加したが、同社のV型6気筒エンジンであるVQ37VHR型エンジンおよび同じくV8のVK系エンジンであるVK50VE型エンジンにも採用されている可変バルブ機構VVELの採用に加え、新たに直噴 (Direct Injection Gasoline: DIG) 化がなされたことにより、燃費性能も向上している[※ 3][2][3]

2010年4月に中東で発売される[4]日産・パトロールおよび、その姉妹車2010年初夏に北米で発売される予定[5]インフィニティ・QX56にも搭載されるが、出力・トルクともにM56に搭載されるものよりも低下されている。なお、QX56は同排気量のVK56DE型エンジンが、パトロールについては直列6気筒 4.5LのTB45E型および同4.8リットルのTB48DE型エンジンがそれぞれ先代モデルに搭載されていた。

また、日産ブランドで販売されるパトロールには、車両後部に「VVEL DIG」と書かれた、環境対応車を示す青いプレートが装着されている(前期型のみ)[※ 4]

搭載車編集

脚注編集

注釈編集

  1. ^ a b インフィニティ・M56の値。
  2. ^ a b Y62型日産・パトロールおよび2代目インフィニティ・QX56の値。
  3. ^ FR車は市街地燃費M45・M56とも6.8km/リットルで不変、高速燃費8.9km/L (M45) →10.6km/リットル (M56) まで向上。4WD車は市街地燃費6.0km/リットル (M45x) →6.8km/リットル (M56x) まで向上、高速燃費8.5km/リットル (M45x) →9.8km/リットル (M56x) まで向上。いずれもEPAによる測定値。
  4. ^ 同様のプレートはクリーンディーゼル車、エクストロニックCVT採用車(一部)、ハイブリッドカー電気自動車などにも表記される文字が変更されて装着されている。

出典編集

関連項目編集