日置真卯

奈良時代の貴族

日置 真卯(へき の まう)は、奈良時代貴族は造。伊利須使主の曾孫である日置羽咋の子とする系図がある。官位従五位上大和介

 
日置真卯
時代 奈良時代
生誕 不明
死没 不明
官位 従五位上大和介
主君 孝謙天皇淳仁天皇
氏族 日置造
父母 父:日置羽咋
蓑麻呂、笠麻呂、稲足、小島女、
辛波知女
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経歴 編集

孝謙朝天平勝宝6年(754年従五位下紫微中台少忠に叙任される。天平勝宝9歳(757年藤原仲麻呂が紫微内相に任ぜられると同時に内位の従五位下に、天平宝字4年(760年)仲麻呂が従一位に叙せられると同時に従五位上と、孝謙朝から淳仁朝にかけての藤原仲麻呂の昇進に従って、真卯も順調に昇進した。

天平宝字5年(761年)大和介の官職にあったが、清廉で勤務に励んでいることを賞されて、朝廷が没収した1000束を与えられている。

官歴 編集

続日本紀』による。

系譜 編集

  • 父:日置羽咋[1]
  • 母:不詳
  • 生母不明の子女
    • 男子:日置蓑麻呂(704-?)[1]
    • 男子:日置笠麻呂[1]
    • 男子:日置稲足[1]
    • 女子:日置小島女[1]
    • 女子:日置辛波知女[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 鈴木真年『百家系図稿』巻8,朝鮮

参考文献 編集