旧大島邸
佐賀県唐津市にある明治時代の邸宅
概要 編集
旧・唐津銀行(佐賀銀行の前身の一つ)の創設者であった同銀行頭取・大島小太郎(1859-1947)の邸宅として建てられた[1]。
現存する主屋は1893年(明治26年)頃の完成とみられている[1]。
木造平屋の建物には、長谷川雪塘の襖絵や茶室、広間等が配置されている[2]。
唐津市立大志小学校の敷地拡張に伴って解体する予定であったが、保存を求める市民運動を受けて、移築保存に方針が変更され、2017年4月に移築された[3]。唐津市では邸内を有料で公開しているほか、いくつかの部屋については時間決めの料金による貸出も実施している[1]。
利用情報 編集
- 所在地
- 佐賀県唐津市南城内4-23
- 入館料
- 一般100円、高校生50円
- 開館時間
- 9時00分 - 17時00分
- 休館日
- 毎週水曜日(祝日の場合は開館、直後の平日を休館)・年末年始(12月29日〜1月3日)
交通アクセス 編集
- JR九州唐津線唐津駅下車、徒歩12分(約1km)。
- 博多バスターミナルより昭和バス「からつ号」に乗車し、唐津大手口バスセンター下車、徒歩6分(約500m)。
- マイカーの場合、西九州自動車道唐津インターチェンジから北西(唐津市街方面)へ向かい約15分(約7.4km)。
- 唐津市営南城内駐車場(有料)が比較的近傍にある。
脚注 編集
- ^ a b c 旧大島邸 2017年10月27日 唐津市
- ^ “旧大島邸、移築復元23日オープン”. 佐賀新聞. (2017年4月13日) 2018年1月14日閲覧。
- ^ “旧大島邸の移築終了 唐津市南城内”. 佐賀新聞. (2017年4月8日) 2018年1月14日閲覧。
参考文献 編集
- 福岡博(編)『佐賀が生んだ幕末・明治の500人』佐賀新聞社、1998年
外部リンク 編集
座標: 北緯33度27分9.4秒 東経129度58分14.6秒 / 北緯33.452611度 東経129.970722度