旭堂 南北(きょくどう なんぼく、1955年5月15日 - )は、日本講談師。なみはや講談協会所属。広島県広島市出身。本名は酒松 伸男[1]

旭堂きょくどう 南北なんぼく
旭堂(きょくどう) 南北(なんぼく)
「覗き梅鉢」は旭堂一門の定紋である。
本名 酒松さかまつ 伸男のぶお
生年月日 (1955-05-15) 1955年5月15日(68歳)
出身地 日本の旗 日本広島県広島市
師匠 3代目旭堂南陵
活動期間 1980年 -
所属 なみはや講談協会

来歴 編集

1955年5月15日、広島県広島市に生まれる。1974年、高校卒業後、会社員をしながら演劇を勉強し、松竹芸能の養成所で芸を学ぶ。1979年、横山ノックの下で漫談を学び、同年旭堂南右(後に小南陵を経て4代目旭堂南陵)らが中心となって開催されていた「講談道場」に参加[2]。1980年、3代目旭堂南陵に入門し、「南北」を名乗る。1991年、真打昇進。

古典講談のみならず社会的な問題も取り上げ、1994年より毎年8月に原爆・反戦の一人語りの会「旭堂南北の会〜ひろしま〜」開催している。講談以外の芸として、バナナの叩き売りを得意としている。

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ 旭堂南北 プロフィール”. 2021年3月21日閲覧。
  2. ^ 森田憲司「上方講談の現状」『総合研究所所報』第2号、奈良大学総合研究所、97-112頁、ISSN 091929992021年3月24日閲覧 (奈良大学)

参考資料 編集

  • 阿部主計『伝統話芸・講談のすべて』雄山閣、1999年。ISBN 9784639015925 
  • 「特集 甦れ!上方の講談」『上方芸能』131号 「上方芸能編集部」 1999年1月発行。 ASIN B07NC7DWX4
  • 森田憲司「上方講談の現状」『総合研究所所報』第2号、奈良大学総合研究所、97-112頁、ISSN 091929992021年3月24日閲覧 (奈良大学)

外部リンク 編集