星合 常恕(ほしあい つねのり、1842年天保13年) - 1875年明治8年)8月2日)は、徳島藩大参事。現在の淡路島洲本市出身。

生涯 編集

1868年明治元年)に洲本目付役、1869年(明治2年)に徳島藩権少参事、同年に権大参事に遷任。徳島藩東京出張所の外交係を務める。1870年(明治3年)に起こった庚午事変により謹慎50日となる。しかしその際の事件処理が高く評価され、1871年(明治4年)大蔵省に出仕。海外視察団に参加して欧米を洋行。帰国後は高知県に赴任。岩崎弥太郎と交流を持ち、近藤廉平を岩崎に紹介して三菱商会に入社させた。

1872年(明治5年)、権大参事を辞する。殖産事業鉱山業)を興す計画を進めたが、1875年(明治8年)8月2日に急逝。

関連項目 編集