春木 南華(はるき なんか、文政元年(1818年) - 慶応2年6月17日(1866年7月28日))は幕末の南画家。春木南溟の長男。
名は麟、字は梦鱗。南華・烟波・烟波釣徒・読画斎と号した。通称は扇之助。江戸の生まれ。
祖父南湖・父南溟から薫陶を受け南画を学び、18歳のときには既に画家となっていた。父南溟と木挽町に居住した。慶応2年(1866年)6月17日病没。享年48。春木家菩提寺の浅草幡随院中智白院に葬られ、後に多磨霊園に改葬された。
夭折のために作品が少なく好事家の人気がある。
長男南渓・次男南峰・孫南江もそれぞれ画家として活躍した。