春陽斎北敬

江戸時代(文化~文政頃)の大坂の浮世絵師。「初め春陽と称し、春好の門下であつたが、春好が北斎に学び、春好斎北洲と改名した時、春陽斎北敬と改めた」(増訂浮世絵)。

春陽斎 北敬(しゅんようさい ほっけい、生没年不詳)とは、江戸時代大坂浮世絵師

来歴

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春好斎北洲の門人、大坂の人。作画期は文化10年(1813年)から文政元年(1818年)にかけてで、役者絵を残す。春陽または春陽斎と号し、文政元年に北敬、謹太楼の号と東山閣の印章を用いる。

作品

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脚注

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  1. ^ ■の字は、「琴」の偏に「夫」の字の旁り。

参考文献

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  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※92頁
  • 『上方役者絵集成』(第1巻) 財団法人阪急学園池田文庫、1997年
  • 『上方役者絵集成』(第2巻) 財団法人阪急学園池田文庫、1998年