時鐘 (ときがね)は、岩手県盛岡市盛岡城跡公園内に所在する鐘楼。鐘は岩手県の有形文化財に指定されている。

時鐘
奥州路磐手郡盛岡県城北更鐘
県庁側からの外観 地図
情報
施工 小泉五郎八
所在地 岩手県盛岡市内丸3番7号
座標 北緯39度42分7.8秒 東経141度9分9.7秒 / 北緯39.702167度 東経141.152694度 / 39.702167; 141.152694 (時鐘
奥州路磐手郡盛岡県城北更鐘
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座標: 北緯39度42分7.8秒 東経141度9分9.7秒 / 北緯39.702167度 東経141.152694度 / 39.702167; 141.152694 (時鐘
奥州路磐手郡盛岡県城北更鐘
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文化財 岩手県指定有形文化財
指定・登録等日 2015年11月6日
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概要 編集

盛岡藩3代藩主・南部重信の子の行信(後の4代藩主)の発願によって、1679年延宝7年)に当初は三戸町(現在の盛岡市中央通3丁目付近)に設置された。鐘は鋳物師の小泉五郎八が鋳造したものと伝えられ、明治維新後に盛岡城跡の内堀、鶴ヶ池脇下曲輪土塁下の現在地に移された。現在でも、6月10日の時の記念日と元旦除夜の鐘として、年2回鳴らされる。

寸法・重量 編集

鐘の大きさは、竜頭までの総高2.03m(67)、口径(外径)1.185m、惣廻り3.79m(12尺5寸)、指し渡し1.21m(4尺)、輪口の厚さ0.15m(5寸)、重重3,597キログラム(959100匁) [1]。鐘身は縦4列に区切られ、上段の乳の間には「乳」が80個取り付けられている。下段の池の間2面には、聖寿禅寺の住持・大衜が著した銘文が陰刻で鋳出されている[2]

交通アクセス 編集

脚注 編集

関連項目 編集