最勝院 (春日部市)

埼玉県春日部市にある真言宗智山派の寺院

最勝院(さいしょういん)は、埼玉県春日部市にある真言宗智山派寺院

最勝院
所在地 埼玉県春日部市粕壁3-9-20
位置 北緯35度59分03.5秒 東経139度44分59.9秒 / 北緯35.984306度 東経139.749972度 / 35.984306; 139.749972座標: 北緯35度59分03.5秒 東経139度44分59.9秒 / 北緯35.984306度 東経139.749972度 / 35.984306; 139.749972
山号 華林山
院号 最勝院
宗派 真言宗智山派
本尊 千手観音
創建年 不詳
中興年 永正元年(1504年)【第1次】、江戸時代初期【第2次】
中興 奝尊【第1次】、俊弘【第2次】
札所等 新西国三十三ヶ所第33番札所
法人番号 1030005007573 ウィキデータを編集
最勝院の位置(埼玉県内)
最勝院
最勝院
最勝院 (埼玉県)
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歴史 編集

創建年代は不明である。1504年永正元年)に奝尊が当寺に移った。奝尊は武蔵国埼玉郡慈恩寺村(現・さいたま市岩槻区慈恩寺)の慈恩寺の僧侶であったが、この年に当寺に移り、「最勝院」と称することになった。慈恩寺も奝尊も天台宗の所属であり、当初は天台宗の寺院であったが、その後に真言宗智山派に転宗した。その後の江戸時代初期に俊弘によって中興された[1]

1899年明治32年)の火災で本尊を除く建物が全焼した。本尊の千手観音大工によって救出されたが、台座は運び出せずに焼失した[1]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年、427p

参考文献 編集

  • 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年