月村 敏行(つきむら としゆき、本名:川瀬孝1935年昭和10年〉9月7日 - 2022年令和4年〉1月23日)は、日本文芸評論家思想評論家。

人物

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埼玉県に生まれる。1961年(昭和36年)、京都大学文学部国文科中退。

1963年(昭和38年)、「中野重治論序説」で第6回群像新人文学賞評論部門を受賞[1]

埴谷雄高吉本隆明江藤淳の影響を受けた独自の思想評論を展開する。現代詩についての造詣も深い[要出典]

2022年(令和4年)1月23日、心不全のため死去[1]。86歳没。

著作

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  • 『批評の原理』(国文社、1974年)
  • 『幻視の鏡』(国文社、1976年)
  • 江藤淳論―感受性の命運』(而立書房、1977年)
  • 埴谷雄高論』(講談社、1978年)
  • 『詩と批評』(芹沢出版、1978年)

脚注

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  1. ^ a b “月村敏行氏死去 文芸評論家”. 産経ニュース. (2022年1月28日). https://www.sankei.com/article/20220128-4FW2ZPW7FROMTBMO2YOBHNEUAE/ 2022年1月28日閲覧。