朝日ヶ丘遺跡(あさひがおかいせき)は、兵庫県芦屋市朝日ケ丘町に位置する旧石器時代から縄文時代(約6000年前)の遺跡[1]。遺跡の一部は発掘調査後に緑地として整備され、朝日ヶ丘縄文遺跡の碑がある。

朝日ヶ丘遺跡
地図
種類旧石器時代縄文時代の集落
所在地兵庫県芦屋市朝日ケ丘町
座標北緯34度44分48.5秒 東経135度18分35.3秒 / 北緯34.746806度 東経135.309806度 / 34.746806; 135.309806座標: 北緯34度44分48.5秒 東経135度18分35.3秒 / 北緯34.746806度 東経135.309806度 / 34.746806; 135.309806
朝日ヶ丘 遺跡の位置(兵庫県内)
朝日ヶ丘 遺跡
朝日ヶ丘
遺跡
位置図

概要 編集

標高50メートルの山麓台地に立地する旧石器時代から縄文時代の遺跡である[1][2]1964年(昭和39年)2月に芦屋病院南方の道路工事に伴い発見され、1964年(昭和39年)と1973年(昭和48年)に発掘調査が行われた。

出土品は、石碑の建てられた緑地に隣接する朝日ヶ丘集会所内の「朝日ヶ丘遺跡出土品展示コーナー」にて展示されているほか、同集会所の前庭には芦屋市全域を300分の1に縮尺し、市内の遺跡を紹介した触覚模型も設置されている[3]

出土遺物 編集

土器 編集

石器 編集

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 芦屋市教育委員会 『芦屋の文化財ハンドブック』 2015年 48ページ
  2. ^ 芦屋市教育委員会 『芦屋の生活文化史―民俗と史跡をたずねて―』1979年 106-107ページ
  3. ^ 芦屋市内遺跡マップ1~6 - 芦屋市、2019年10月9日閲覧。

参考文献 編集

  • 武藤誠 有坂隆道 末中哲夫 村川行弘『新修芦屋市史』資料篇1 1976年
  • 芦屋市教育委員会『芦屋の生活文化史―民俗と史跡をたずねて―』1979年
  • 芦屋市教育委員会『芦屋の文化財ハンドブック』2015年