『本朝武芸小伝』(ほんちょうぶげいしょうでん 本朝武藝小傳)は、江戸時代中期の書物。著者は天道流の達人、日夏弥助繁高[1]。正徳4年(1714年)に完成し、享保元年(1716年)に版行[1]。日本武芸列伝として最古のものである[1]。
別に『干城小伝』ともいい、兵法・諸礼・射術・馬術・刀術・槍術・砲術・小具足・柔術にわたって10巻より構成され、流祖について詳しく述べる。
明和4年(1767年)に版行した『日本中興武術流祖録』以降の武術書は、ほとんど本書を参酌している。