杉坂 実(すぎさか みのる、慶応4年8月1日[1]1868年9月16日) - 没年不詳)は、日本裁判官

経歴

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伊勢国飯高郡粥見村(現在の三重県松阪市)出身[1]1891年明治24年)、東京法学院(現在の中央大学)を卒業[1]1893年(明治26年)、判事検事登用試験に合格し、司法官試補となる[1]。高知区裁判所検事、大阪区裁判所判事、大阪控訴院判事、京都地方裁判所判事、大阪地方裁判所部長、宮城控訴院検事、岐阜地方裁判所検事正、富山地方裁判所所長、前橋地方裁判所所長[1]新潟地方裁判所所長を歴任した[2]

その後、台湾総督府法院に転じ、高等法院長を務めた。

脚注

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参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。 
  • 『帝国法曹大観』帝国法曹大観編纂会、1915年。