本来の表記は「李頎」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

李 頎(り き、生没年不詳)は、中国の詩人。本貫趙州

略歴編集

開元23年(735年)の進士新郷県尉となったが、世俗の雑務をいとい、神仙の道を志して、道士などと交際していた。

詩人としての彼編集

李頎の代表的作品に『望秦川』(五言律詩)、『寄韓鵬』(七言絶句)などがある。

望秦川
別業居幽処 別業(べつぎょう) 幽処(ゆうしょ)に居る
到来生隠心 到来すれば隠心(いんしん)を生ず
南山当戸牖 南山 戸牖(こよう)に当り
灃水映園林 灃水(ほうすい) 園林(えんりん)に映ず
屋覆経冬雪 屋(おく)は覆わる 冬を経し雪に
庭昏未夕陰 庭は昏(くら)く 未だ夕べならずして陰(かげ)る
寥寥人境外 寥寥(りょうりょう)たり人境(じんきょう)の外
閑坐聴春禽 閑坐(かんざ)して春禽(しゅんきん)を聴く


寄韓鵬
為政心閑物自閑 政(まつりごと)を為すに心閑(しず)かならば物自ずから閑(しず)かなり
朝看飛鳥暮飛還 朝(あした)に看(み)し飛鳥(ひちょう) 暮れに飛び還る
寄書河上神明宰 書を寄(よ)す 河上(かじょう) 神明の宰(さい)
羨爾城頭姑射山 羨む 爾(なんじ)が城頭の姑射(こや)の山

出典編集