李 元景(り げんけい、生年不詳 - 653年)は、中国の唐の高祖李淵の六男。荊王に立てられた。
李淵と莫嬪の間の子として生まれた。
620年、趙王に封ぜられた。625年、安州都督に任ぜられた。貞観初年、雍州牧・右驍衛大将軍に累進した。636年、荊王に徙封され、荊州都督となった。のちに鄜州刺史に転じた。永徽初年、司徒に位を進め、実封1500戸を受けた。
653年に房遺愛の謀反事件に連座して子の李則とともに処刑された。のちに沈黎王に追封された。