徳妃李氏(とくひ りし、1550年代? - 1632年)は、隆慶帝の妃嬪。

経歴 編集

庶民の李柰の娘に生まれた。美しかったので、隆慶4年(1570年)2月に徳妃となった。父の李柰は正五品錦衣衛千戸に任じられた。

隆慶6年(1572年)、隆慶帝が崩御した。以後、徳妃は仁寿宮で60年、寡居の生活を送った。崇禎5年(1632年)、薨去した。栄恪とされ、金山に葬られた。

伝記資料 編集

  • 『明穆宗実録』
  • 『崇禎長編』
  • 『宝日堂雑鈔』