李 龍徳(い よんどく、: 이용덕, 1976年[1] - )は、韓国の小説家在日韓国人3世[1]埼玉県川口市出身、大阪府在住[2]

李 龍徳
(い よんどく)
誕生 1976年????
日本の旗 日本 埼玉県川口市
職業 小説家
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
最終学歴 早稲田大学第一文学部卒業
代表作 『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(2020年)
主な受賞歴 文藝賞(2014年)
野間文芸新人賞(2020年)
デビュー作 「死にたくなったら電話して」
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経歴 編集

早稲田大学第一文学部卒業[1]2014年、第51回文藝賞を『死にたくなったら電話して』で受賞してデビュー[1]2016年、『報われない人間は永遠に報われない』で第38回野間文芸新人賞候補[1]2020年、『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』で第42回野間文芸新人賞を受賞する[3]

著作 編集

単行本 編集

  • 『死にたくなったら電話して』(河出書房新社、2014年11月 / 河出文庫、2021年9月)
    • 死にたくなったら電話して - 『文藝』2014年冬季号
  • 『報われない人間は永遠に報われない』(河出書房新社、2016年6月)
    • 報われない人間は永遠に報われない - 『文藝』2016年春季号
  • 『愛すること、理解すること、愛されること』(河出書房新社、2018年8月)
    • 愛すること、理解すること、愛されること - 『文藝』2017年春季号
  • 『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(河出書房新社、2020年3月 / 河出文庫、2022年3月)
    • あなたが私を竹槍で突き殺す前に - 『文藝』2018年秋季号 - 2019年秋季号
  • 『石を黙らせて』(講談社、2022年1月)
    • 石を黙らせて - 『群像』2021年9月号

雑誌掲載 編集

  • 「怜子」 - 『群像』2016年8月号[4]
  • 「反男性」 - 『文藝』2024年春季号

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 李 龍徳さん『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』”. 小説丸 (2020年5月20日). 2021年12月22日閲覧。
  2. ^ 第51回文藝賞が決定
  3. ^ 野間文芸賞に小川洋子さん 新人賞は李龍徳さん:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年11月2日閲覧。
  4. ^ アンソロジー企画「マイソング」の一編、中島みゆきの同名曲をモチーフにしている。

外部リンク 編集